なぜリスニングできない?それは英語への反射神経が鈍すぎるから

大学受験の時には得意とさえ思っていた英語だけど、30歳前にTOEIC495という情けない状態だった英語。

前に紹介したように、英語耳ドリルを繰り返しやって、何となく英語の「音」そのものには慣れてきたかな、と思った頃。

とりあえずリスニング力ついたかなと思ってインターネットに出ていたTOEICのリスニング練習問題をやってみる。

・・・・・・・・・・・・・・・。

あれ?

やっぱりできない(汗)

音は聴き取れている。なのになぜ「聴き取れない?」

ただ、以前とはっきり違うと思うのは、音を聴き取れてはいるということ。

音は聴き取れているのだが、聴き取れないのである。

どういうことか?

つまり、英語耳ドリルを繰り返し、特に歌だけではなく巻末の子音、母音の練習を繰り返しやったことで、以前に比べて音が浮き上がり、しっかり耳は捕らえるようになった。

しかし、音は捕らえたけど、その音の塊が、意味のあるものとして頭に入ってこないのである

正確に言えば、聴き取って、それを頭の中に文字起こしをして、理解するまでに時間がかかるということ。

だから、「今の音の塊なんだ?」「・・・・・・」「あ、you made me angryか」「あなたは私を怒らせた、か」と、ロード時間に時間がかかってしまうのだ。

TOEICで、そんな風にロードしている時間はないので、聴いた瞬間にわからなくてはついていけなくなる。だから聴き取れないわけである

これはつまり、英文に対してまだ慣れが足りなくて反射神経が鈍すぎるということ。

その音の塊の意味を聴いたそばから理解しなくてはならないのだ。

聴き流しは初心者には効率悪い

そこで多くの人がやりがちなのが、とにかく映画をいっぱい見るとか、自分もそうだったが英語放送を見るとか、英語をいっぱい流して慣れようというものである。

自分も、ケーブルテレビの「英語パック」みたいなものを契約して、試みたけど、全然効果はないし、第一続かない。

映画を見たって、ごくたまにフレーズを字幕をヒントに聴き取るくらいで、2時間見た中で得られるものとしては少ないし、はっきり言って日本語字幕を読む方に集中しているものだ。

あと、案外CNNやらBBC放送も画面に出ているタイトルと、自分の時事知識でわかってしまうところがある。

自分が、こういう聴き流しが結構効果的だなと思い始めたのは、もっとずっと英語力が上がってからで、TOEICで言えば900近いところまできてからだと思う。

はっきり言って、TOEICのリスニングの495点満点で450点いかない人は、自分の日本語レベルで楽しめるものを英語で流してリスニング強化になるとは考えない方がいいと思う。

まだ早い、からだ。

とにかく基本的、単純なセンテンスを聴き込んで馴染むことが大事。

それが最も重要である。

自分も大学受験のおかげで、「読む」ことにかけてはそれなりのレベルの英文が依然読めてはいたので、自分には基礎があると思ってしまい、CNNやBBCなどの放送を聴いたりして慣れようと思ったが、それは赤子に餅を食わせるようなものだった。

目での認識力に比べて、耳からの認識力が格段に鈍いんだから、自分は初心者だったのである。

そこで基本的で単純なセンテンスを聴き込むことにした。早速mp3プレイヤーを買い込んで(今ならスマホに取り込めばいいわけだけど)実践したのがこれ。

 もうマーケットプレイスでしか手に入らないようだけど。

何しろ12年前の話なのだけど、ものすごく良書なのに勿体無い。これは自分の英語基礎力を叩き上げる中で、最も効果があったものの一つ。

付属CDの音源をmp3プレイヤーに入れて、毎日通勤時に範囲を決めて繰り返し聴いた。

覚えている限りでは、まず前夜にテキストは見ないで何回か聴く。それからテキストを見て、英文を確認する。それからまた聴く。

そして翌日の通勤時に繰り返し聴きつつ、あまり人がいないところを歩いてる時には小さく呟きながらシャドーイング(聴いている英文を影のようについていきながら言ってみること)もし、電車の中などでは声は出さずにあまり気づかれない程度に口を動かしてシャドーイングもした。案外満員電車だと自分の顔を見ている人はいないから大丈夫だ(笑)

この本じゃなくてもいいとは思うが、しかし収録英文が本当に基礎的かつ英語を話す上で不可欠なものばかりで、リスニングの反射神経を鍛えるだけではなく、上記のような反復練習を行うことで自分の口からもスラスラ英語が出てくるようになる。

また、とてもいいのが、他の基本英文集と違って、音源がナチュラルスピードで、リエゾン、ネイティブの音の抜き方で吹き込まれていたこと

もう10年以上聴いてないわけだけど、今でも覚えてるのが、例えば英文の中のherなどのhが弱くてはっきりしてなかったこと。人によるのだけど、確かにネイティブの自然な発音ではそういうことがあるわけで、そういうのを含めてリスニングの反射神経を鍛える超良書だった。

是非、復刊してもらいたいものだが、マーケットプレイスでも買えるし、自分の経験ではAmazonの「可」は普通に綺麗で全然気にならないレベル。早い者勝ちだろうから是非どうぞ。

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