このカテゴリー「身に付けたい英単語/フレーズ」では、英国でMBAを修了した筆者が、日々「これはまだ自分に身についていないな…」と思った英単語や熟語、フレーズ、表現などを忘備録的に書き留めていく。
自分にとって新出のもの、というよりは
を積極的に書いていきたいと思う。つまり、まだ自分の口から自然に出てきてないものである。
今回は、最近よく見ている懐かしのビバリーヒルズ高校/青春白書で、「動詞としてのpictureって、こんなに使われるのか」と気づいた。
自分は言われればわかるが、自分で使ったことはない。誰もが絵とか写真という名詞で知ってる単語だが、動詞としてもかなり使われているので、しっかり身につけていきたいと思う
to picture : ありありと思い浮かべる、〈人〉が…しているのを思い描く
Macに入っているデフォルトの英和辞典、動詞として第2番目に紹介されているのが、
である。
他には、
とあり、1の意味が最初に来るのは当然だろうと思う。
しかし、実際よく聴くのが2の意味なのである(インスタのようなSNSがある現代は90年代と違って、もしかするとやはり1の方が多いかもしれないが)。
例文を見てみると、
心の中でリサは母の姿を思い描いた
自分が東京に住むなんて思ってもみなかった.
とあるのだが、いずれの使い方もよく聴く。I can fully picture them (彼らがどんなだか想像つくよ)とか、I can’t picture myself dating her(彼女とデートするなんて想像できない)とか、そんな感じで使われている。
こちらでは、
と手短な定義が動詞として載っているが、[C1]とされている。
C1というのは欧州の語学のレベルを表すもので、A1→A2→B1→B2→C1→C2とあるのだが、C1というのは上から2番目ということになるが、例えばフランス語の語学学校でC2の講座は聞いたことがない。C1が1番上で、C1の資格を取れば外国人学生が大学院に入る際の語学条件をクリアできる。
以前、
でも書いたように、日常会話は内容自体は他愛のないものでも、外国人にとっては耳慣れない表現や単語の使われ方がある。
しかし話してる方は、外国人にとっての段階を把握していないので、自分がよく使うような表現を理解しないと「そんなに話せないか」と考えたりするので厄介である。
pictureの名詞としての”a drawing, painting, photograph”はもちろん[A1]である。しかしネイティブにとっては、どちらの意味でも、pictureはpictureなので、動詞の方で意味を解さないとpicture自体知らないのかと思う人もいる(これは外国語の素養がない人ほど想像力が低いので起こりうる)。
さて、例文としては
(こんな場面を想像してー人や動物の群れ、騒音やゴミを)
(太陽の降り注ぐビーチに横たわってると想像してみて)
(あの日がどんなに恐ろしいものだったかを、想像して)
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