【中級者向け】 日本にいながら月に一万円以下で語学留学より英語漬けになる方法

もう夏も終わってしまったが、夏休みに英語圏などに行って、つくづく英語ができたらいいなあと考えた人も多いのではないだろうか。
今回は、ある程度英語が話せる人に向けて、日本にいながらにして月に1万円以下で語学留学より英語漬けになる方法、というのを紹介したいと思う。
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語学留学の効果はもちろん見込める。ただ現実に多くの人が行けない

英語が話せるようになりたい、という動機で多くの人がすぐに考えるのが語学留学である。
しかし巷では、語学留学など意味がないという声も多い。
自分の考えでは、意味がないということは全然ない。
自分自身は、大学時代に短期で夏の語学研修プログラムに参加したことがある。
大学受験である程度の英語のインプットはしたものの、話すという機会がなく実感として英語を運用できる自覚が持ちにくい時に、まとまった期間英語を話す環境に身を置けて、そこから英語を話すことが「自分の中で具体化した」と思っているし、何より日本人は外国体験はどんどんすべきだと思う。
短期体験以外で、英語の語学留学は経験ないが、ヨーロッパで別言語の語学学校に通った経験からも、やはり語学学校で考えられたカリキュラムの中で多様な国籍の人の中で揉まれながらどうにか話す日々というのは色んなストレスがありながらも、その分効果は上がる。
ただ、英語の会話力を伸ばす、という1つの目的に対して、語学留学というのはコスパとしては最高というわけではない。
短期で語学学校に入ってすぐに話せるようになることを望んでいる人も多いが、はっきり言って現実的ではない。
語学留学そのもので飛躍的に英語力を上げようとするなら、1ヶ月やそこらの語学研修では話にならない。
また、多くの社会人にとっては現実的に無理である。

そうはいっても、皆が皆、克己心があって地道に続けられるわけではない

これは実際そうであり、世の中には
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のように、留学なしで英語がペラペラになった!というような人が沢山いて、そうありたいと願う人は多いが、そうは言っても多くの人はシャドーイング(聞き込みながら影のように少し遅れて唱えるという訓練方法)とかディクテーションを毎日頑張れたりはしないのである。
そして語学というのは何より継続が最も重要な鍵となる。
これが自分を含め、多くの人にとっての鬼門なのだ。

英語漬けになる方法:オンライン英会話

これは自分がやっていた10年以上前と比較すると、大分認知度も上がってきたし、競争も激しくて、かなりの数のオンラインスクールがしのぎを削っているから格安で受けることができる。
マンツーマンで25分100円台から500円ほどで受講できるスクールが多い。






これは北米や英国、オーストラリアの語学学校に入ってグループレッスンに払う学費よりも安い。
中には、「でも講師はフィリピン人だからネイティブではなくて完璧じゃないから…「」という人もいるが、そもそも現地の語学学校では講師とよりも自分と同レベルの生徒と話すことが多い。
さらに、今時はネイティブ講師でも50分で千円以下のスクールも出てきた。
語学留学して毎日何時間も、というのには及ばなくても、マンツーマンで週に二、三回話す機会を設けるなら、かなり「話すことに慣れる」ことはできるだろうと思う。

英語漬けになる方法:HuluやNetflixで英語字幕が出るドラマにハマる

自分たちの世代では英語字幕というのは本当に欲しくて仕方がない機能だった。
スカパーなどでclosed caption 機能といって、もともとの放映国の方で耳が不自由な人のためにつけられている字幕を出すというような装置が売られていて、買うことを検討していたのは2000年ごろだったと思う。
結局買わずに、たまにレンタルDVDで英語字幕があるかどうかを確認して、あるような映画を借りて見ることもあったが、当時は字幕が出るスピードについていけないので、かなり簡単な一言とか短いセンテンスを拾って満足するくらいで、多くの部分はインプットには至らなかった。
かといって、拾えるレベルとなるとディズニーアニメとかになってしまい、それでは大人としては正直つまらない。
最初は日本語字幕で見て内容を頭に入れてから英語字幕で見直す、というようなことをしていたが、そうなるとそれは結構な負荷なので、日常的な継続はもちろんないのだった。

継続するコツは、映画ではなくシリーズもののドラマにハマること。

とにかくハマるのが一番。映画だとハマったところで完結してしまうが、ドラマの場合は続く。しかも日本のドラマシリーズと違って海外ものは人気のは非常に長くて何年も続いていたりする。

それにハマることで、努力しなくても見続けることになる。なんせ続きが見たくてたまらない。

でも、英語字幕じゃ内容を把握できないからハマれないし、日本語字幕じゃ日本語を読んでるだけになる

これが現実である。

しかし、今それを完全に解決しようというツールが出てきた。

それが同時字幕である。

Huluか、Netflixで可能である。

同時字幕で視聴しているときはこのような感じになる。

しかもうまくキャプチャーが撮れないのだが、単語の上にカーソルを乗せると、その単語の和訳も横に出てくる仕様である。

こういう機能が月額たったの97円でつけられる。(PCで、Chromeブラウザの使用が必要)

Chrome拡張機能 Hulu版

Chrome 拡張機能 Netflix版

同時字幕でも日本語を読んでいるだけにならないか?

おそらく、それは英語力と視聴するドラマの英語レベルによると思う。また、弁護士ドラマなど少し難しそうな会話が出てくるものでも、そういうシーンは実は多くなく、かなりの程度は日常的な恋人との短い会話のやり取りだったりするので、シーンによる、というところもある。

自分の場合、短いフレーズや簡単な会話の場合はほぼ英語字幕だけ見ているという感じだが、少し専門的な用語が多かったり、速くてついていけない場合は日本語字幕を追いがちである。

それでも同時に英語字幕も視界に入ることにより、センテンス丸ごとインプットされるわけではないが、単語や表現などの「拾い」は多くなってくる。

実際、日本に帰国後、かなり英語力が落ちてきている感があったのだが、あるドラマにハマって1日3時間ほど見ている日々が1ヶ月も続くと、久々に英語を話す機会でも自分でも驚くほど切り替えが速かったし、「こんな単語、よく自分から出てきたな」ということは多かった。

この方法を取っているだけで十分とはいかないし、正直、中級以上の人に有効な方法だとは思うが、再三書いている通り、語学とは継続が命である。

別にしっかりした勉強も必要だが、とにかく毎日英語に苦もなく飽きずに触れる方法として非常に勧められる。

そしてもしやる気があるならば、例えば通勤時や勤務中にすでに見たエピソードをスマホやタブレットなどで英語字幕のみで、もしくは字幕オフで見る、などするとより効果的である。

HuluもNetflixも無料期間があるので、とりあえず試して自分がハマれるドラマ(英語字幕付き)がある方に

Huluは月額933円、Netflixはプランによって800円/1200円/1800円とあり、昔々レンタルDVDでちまちまと借りていた身からするとこれで多数のコンテンツを見放題というのは驚きだが、当然ながら両者で配信内容に隔たりがある。

自分は昔見ていて最後まで見ていないドラマシリーズがやっていたのがNetflixだったので選んでしまったが、見終わった今、改めて比較してみると、ドラマシリーズではHuluの方が少し魅力的に思える。

例えば、グレイズアナトミーはどちらも配信されているがNetflixでは英語字幕には対応していないがHuluは対応している。

他にも、今は懐かしの「24」や、「刑事ジョン・ルーサー」、「メンタリスト」、「ウォーキング・デッド」、「9-1-1:LA救命最前線」、「ウェントワース女子刑務所」などが英語字幕対応なところからして、Huluに変えようかと考えている。他にも「デスパレートな妻たち」という女性に大人気のシリーズも英語字幕に対応している。

だが、若い女の子に人気の「ゴシップガール」は反対にNetflixが英語字幕をつけていて、Huluは対応していないようだ。

このように、違うので、とりあえず無料期間を利用して、どちらが自分がハマれそうなドラマがあり、英語字幕を提供しているかチェックしてみるのがいいだろう。

 

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