【自宅を留学環境に】コロナウイルスが渦巻く今、BBCやCNNが一番見やすい

日本国内の緊急事態宣言は一応解かれたが、まだまだ海外への渡航は以前のようにはいかない。

今年の秋に留学予定だった人や、夏休みに語学研修などに出かけようと思っていた人も、計画変更を余儀なくされてるのではないだろうか。

実は自分も、今夏の渡航予定を冬にずらした。

留学はおろか、海外旅行もままならなくなっているので、英語学習へのモチベーションも維持しづらいと感じている人もいるかもしれない。

しかし、今こそ自宅にいながらにして英語漬けになるチャンスである

ということは

【留学環境は自宅で作れる】休校/自宅待機期間中にオンライン英会話で英語漬けになる機会と捉えよう
緊急事態宣言も5月いっぱいに延長されたということで、またそれまでどう過ごそうと考えている人は多いと思う。連休後はテレワークや学校の課題があるとしても、通勤通学の時間がない分を持て余してる人もいると思う。ここで何か差をつける…英語に集中する絶好の機会でもある。

などでも書いた。

その記事ではオンライン英会話について書いたが、それだけでは不十分かつ非効率的である。

語学力を伸ばしていくには必ずインプットが必要となる。

今回は、このコロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックの状況下だからこそ、BBCやCNNなどのニュースチャンネルを勧めたい、という話をしていこうと思う。

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世界共通の話題・関心ごとなので楽に見ていられる

多数の方が苦しんでおられたり、治療の甲斐なく亡くなられていることなので、ポジティブなこととして語るのは気がひけるのだが

これほど世界共通の関心ごとというのも珍しい

のではないだろうか。

それの何が英語学習者にとってチャンスなのかというと

BBCやCNNなど、英語ニュースへの関心度が普段より格段に高いので、努力の意識なくいくらでも見ていられる

というところである。ただし中級未満だと多少の努力がいるかもしれないが、それでも通常よりは大分ハードルが低いのである。

というのは、実は自分はMBAの後にフランス語圏に住み、フランス語を学んだが、レベルで言うとB1(学校では更に2階級に分かれていてB1-2というところまで進んだ)という中級の初めの方というところである。英語で言えばTOEICで700点手前というところだろうか。

しかし最近、

これを買って、アプリをダウンロードして、そのFrance24というフランス語の世界向け報道番組を見られるようにしてみた。

すると、

何と言うことでしょう。(Before After風に)

現地にいた時に「聴き流しでも…」とつけていても、BGMとしかならず、ちっとも言語として頭に入ってこなかったのに、

この四六時中コロナウイルス(向こうのニュースではCOVID-19を使う方が多い)の話題をやっている中、

ところどころ単語を拾うことができ、短文(8語以内くらいの)なら丸ごと拾えるではないか

もちろん殆どはわからないのだが、

それでもこれまで学習した単語や表現などを報道番組で理解した自分に気づき、思わず自分でも呟くことで、

自信になるだけではなく、しっかり自分の中に定着し、使えるようになる。

なんとなくテキストや教材などで頭に入れても「半信半疑」だったものが「確信」に変わる瞬間のような感じである。

ドラマや映画でもいいのだが、どうしても細部にわたってストーリーを把握したいので、日本語字幕に目がいってしまうところが出てくるが、

今、この世界中の共通の話題が報道番組を食っている今、字幕などなくても集中して見られるチャンスである。

英語ニュースではBBC、そしてCNNがおすすめ

英語ニュースといっても色々あるが、やはりBBC、そしてCNNがお勧めである。

ベタだが、やはり世界最大級の報道チャンネルであり、特にBBC worldは局地的と感じることがなく世界中に取材網を張り巡らせていると感じる。

BBCといっても、日本で見るものはBBC worldといって、世界に向けたチャンネルであり、英国人が家で見ている英国内向けのチャンネルとは少し違う。

また、これらのチャンネルのアンカーは標準のアクセントを外れないながらも、色んなアンカーがいるので、聴きやすくも色んなアクセントに慣れていくこともできる。

また、あらゆる専門家が出たり、現地での取材も多く、それもまた「公衆放送での話し手の専門家だけではなく、生の色んな話し手」になれることができる。

そしてスラングやその時のはやりすたりがわからないと意味のわからない表現も連発される映画やドラマと違うのは、

どんなに取材された、一般人でも、報道番組の取材ということで一応まともに話そうとしている人が多い

ということである。

だから我々のようなノンネイティブで正統な英語を日々勉強している人間にとってはわかりやすいのである。

PCやスマホで見るより、TVで「気軽に」つけておく環境がおすすめ

これは、自分にとっての英語ではなく、上で書いたように他言語のことなのだが、Fire TV stickというものを買って、その言語の報道番組をテレビで見るようになって、非常に身に染みたのだが

PCやスマホで見よう、なんて思っても続かない

ということである。

自分は英国でMBAを取得後にフランス語圏に3年ほど住まう機会があり、日本に帰国した時は、せっかく現地で語学学校などにも行ったのだからとPCやスマホで番組を見る手段を模索した。

1日15分は見よう

などと「ノルマ」のように見ていたのだが、恥ずかしながら1ヶ月ももたなかった。そして元々そんなにできないまま帰国したが、さらにフランス語力は落ちる一方である。

ところが、Fire TV stickでFrance24のアプリを入れ、気軽にテレビで見られるようにしてからは楽に続く。

起きてテレビをつけ、まずNHKのニュースを見るが、その後、そんなに気合を入れることもなくFrance24にチャンネルを合わせられる。

つけている間はギンギンに集中して見ているわけではなく、PCに向かって仕事しながらだったり、食事をしながらだったり、日課の筋トレをしながらだったり、もちろん何もせずに画面を眺めていることも多いが、

とにかくテレビで見る、ということでの気軽さが半端なく、続く

というところが重要である。

HuluやNetflixで日英字幕を同時に出して英語ドラマを見ることの効用
自分の時に可能だったら、と思わずにはいられない、HuluやNetflixでの日英同時字幕。PCでChromeというブラウザを使っていれば拡張機能で可能である。日英同時字幕を出しても、日本語の字幕を読むばかりで勉強にならない、というのは半分正解だが、それでも絶対にお勧めである。

などでも再三書いているが

語学はとにかく、長期に渡って続くかどうかが最大の鍵

である。

ものすごく集中してしっかり聴き込むというのを1時間やって3日で終わるよりも、気軽な気持ちででも2ヶ月、3ヶ月と毎日30分見る方が効果がある。

しっかり集中して勉強するのは、やはり教材などを使った方がいい。

今ならHuluでBBCやCNNが見られる。

自分はMBAに留学する前は、やはりBBCやCNNを見ようと、スカパーやケーブルテレビのプランを利用していたが、結構そのために別途料金が必要で、お金がかかっていたと思う。

自分は日本に帰国した際、とにかくネットの高速回線が必要だったのでNURO光に契約し、それに伴って地上波テレビを見るために、ひかりTVを契約した。

そのプランの中でBBCやCNNも見られるものが2年割というのだと非常に安く、ただ地上波チャンネルを見るだけのプランと月に500円ほどしか変わらなかったので、それを申し込んで見ている。(「2ねん割」で「テレビおすすめプラン」という形)

しかし、ネット環境とかテレビ環境を変えなくても、最も気軽なのは今はHuluだと思う。

何しろ月に1,026円で映画やドラマとともに、BBCやCNNのライブ放送が見られる

のである。

自分が契約していた時は「リアルタイム」という項目があり、そこを選ぶとCNNやBBCだけではなく、ナショナルジオグラフィックなど多数のチャンネルの放送がそのまま流れる仕組みになっていた。

そしてHuluFire TV stickで見られるので、ドラマや映画などはPCで見てる人も、是非テレビ画面で見ることをお勧めしたい。

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