世界中で猛威をふるったコロナウイルス であるが、この数ヶ月の間に情勢は様々と変わり、当初は押さえ込みに他国より成功しているかのように見せていた日本だったが、残念ながらそうではなかったということが明らかになりつつある。
他のアジア諸国に比べて対応に出遅れ、緊急事態宣言も6日までのところを今月いっぱいまで延長する見通しであるという。
そこへの批判などなどは置いておくとして、この状況を前向きに捉えるところとして
安価なオンライン英会話を利用すれば語学留学並に話せる
フィリピンを中心に日本より物価の安い国からの授業ということで、安価なマンツーマンレッスンが利用できるようになって、もう10年以上は経っている。
自分も2006年ごろからグループもマンツーマンも色々経験して、これなくして今の人生は手にしていない、と思うほど世話になったと思う。
これ以前は「英会話を習うというのは、何十万円も用意してコースに申し込む」という常識があり、経済的にも、また時間的な制約もあってハードルが高かった。
ここに関して、Skypeを活用したオンライン英会話は一気に覆した。
自分は当時、
と思っていたのだが、2020年の今も、そこまで皆が皆やっているわけではなさそうで、例えば子供の英会話の選択肢でオンライン英会話の話になると、ピンとこないような反応の人が多い。
自分からすると、これは本当に不思議で、大人も子供も、こんなにコスパ良く英会話の機会を得られるチャンスはないと思っている。
何しろ、激安だと100円台で25分のマンツーマンレッスンが受けられるところもあるし、
最近では物価の安い国に住むネイティブ(東南アジアや東欧に移住するイギリス人などは結構いる)の授業も500円からあったりする。

語学留学しても一日中、ネイティブと英語を話せる機会があるわけではない
ここは多くの人が勘違いしているところなのだが、語学留学しても基本的に会話するネイティブというのは語学学校の講師であり、他には基本的に会話の機会がない。
もちろん店に入り、挨拶と、何か質問すれば一言二言の会話の機会はあると思うが、それを1日にして合計しても数分にもならないだろうと思う。そしてスーパーマーケットで普通に買い物してる限り、その機会さえ殆どないものである。
これは冷静に考えてみればすぐわかるはずである。
日本で生活していても、誰と日本語で会話しているか?学校、仕事場など通っている場所にいる同僚やクラスメートなどであり、そして家にいる家族である。
留学したからといって、すれ違う人に英語で話しかけられるわけではないのだ(もちろん道を聞かれることはあるが、向こうはこちらを英語を話す住人だと思って聞いてくるだけである)。
英語で話す機会が多いとすれば、それは語学学校の他のクラスメートだが、
そして、語学学校の授業が1日に50分x4コマあったとしても、200分のうちどれほど教師と会話しているかと言うのは人によると思うが、1クラスに10人はいることも多いと思うので、単純計算すれば20分程度なのではないだろうか。
もちろん、その他の180分、他の生徒が発言していたり、教師がクラスメート全員に向かって話している時でもインプットはあるのだから単純計算はできないが、
自分の感覚では、
という気がしている。
フィリピン人はネイティブではない、とか訛りが、とか気にして避ける時間が最高に無駄
これはかなり前に書いた記事だが


競争が激化して、最大限受ければ1レッスンあたり129円というところさえある、安さ爆発のフィリピン系オンライン英会話。
いくらフィリピンが物価が安いといっても、そこから講師の取り分は更に低いと思うと気の毒になるほどの価格であるが、
ということで避けている人も多い。
子供さんの英会話教室を探してるという人に提案した時も、同じような懸念を言われた。
確かに自分が受けていた頃を思い返しても、文法や前置詞を間違えている講師は結構いたし、訛りがかなり激しい人もいた。
できるのなら、ネイティブの一流講師に毎日50分習った方がいいのは当然である。
しかし、それが受講料の問題で実現しない人が大半なのだから、
という当たり前の話なのである。
また、確かに英語力がそれほど高いとも思えない講師が存在したのも確かだが、多くの講師はセミネイティブとして高い英語力を有しているし、
という人も結構いる。
自分の時代はそういう人は予約が取りにくかったり、他の人よりレッスン料が高かったりもしたのだが、昨年、hanasoというところで体験レッスンを久々にしてみた時、お母さんがスコットランド人という講師がいて、やはりネイティブと話しているという実感の持てる人がいた。
彼は今スケジュールを見ても特別予約が取りにくいわけではなさそうである。
お勧めのオンライン英会話スクール
競争激化で、どんどん質が高く、お値段は安いままというオンライン英会話の今。
大体どこも、無料体験ができるので、色々試して決めてみるといいと思う。
しっかり履修すれば英語の瞬発力が確実に付く(ただし続ける覚悟が必要)
自分が昔お世話になったのは英会話のENGLISH BELLというところで、ここではカランメソッドという英国発の英語習得法で受講していた。
このメソッドはとにかく英語が口から出るようになる瞬発力が身に付く。初心者から中級くらいまでお勧めだ。
とにかく安くたくさん受講して実践の場を持ちたい
また、黎明期からある老舗の一つ、レアジョブ英会話も1レッスン129円〜という破格の安さなのでとにかくたくさん実践の時間を持てる。
予約なしで気軽に24時間受講したい
事前予約して、というよりはふと空いた時間に気軽にやりたい、という人にはネイティブキャンプが良いと思う。24時間やっている上に、月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!
なので1レッスン50円もやりようによっては可能だという(ただし人気講師などはそうはいかないと思うが…)
英語が母語の講師もフィリピン系価格で受けられる
また、自分が実際に2019年(自分で言うのも何だが、英国MBAホルダーとして、そして英国だけではなく海外に何年か暮らして、それなりに上級の末端として)に受講して良いと思ったのは上でも書いたように hanasoというところで、ここは自分が受講したスコットランド人ハーフの彼以外にも、ちょくちょく英語のネイティブ講師がいて、しかし価格は安い。
ネイティブ講師を安く受講するなら(500円〜/25分)
あと、ネイティブ講師にこだわるなら、エイゴックスだろうと思う。ここは完全にネイティブの講師が現在東南アジアや東欧などの物価が安い国に住んでるためにネイティブ講師としてはかなり安い価格でレッスンを提供している。
1レッスン500円という人もいて、自分もその価格帯の人を選んで無料体験だけでなく2ヶ月ほど受講したが、どちらかというと中上級者向けではないか?と思った。ネイティブ講師だからといって必ずしもフィリピン人講師よりいいということではなく、初心者では経験豊富かつ英語に客観的な視点を持つフィリピン人講師の方がいいということもあると思う。
自分はとにかくそれなりのレベルに達している英語力のキープと更なる実践の場が欲しかったので、非常に有用だった。
家族で共有できる学研のスクール
あと、家族で家に閉じこもりきりだから、親も子も、なんならおじいちゃんおばあちゃんも一緒に受けたい、という状況に良さそうなのが学研のクラウティというサービスで、月額4500円で毎日1レッスン受けられるそうだが、家族で共有できるということなので、気軽に家族でやってみたいなら無料体験もたくさん受けられるのでぜひ。
授業以外でも進捗や実力を完全にパーソナライズしてくれる
中には、「平常に戻ったら多忙なので、この自粛期間中に確実に英語力を伸ばしたい」というような方もいると思うが、そういう人には成果コミット型、短期集中英会話トレーニング【ALUGO】がお勧め。
料金は高いが、他のオンライン会話が基本的に自分で講師を予約し、その場その場でレベルや内容を決めていくので、あくまで「英語学習の中での英会話の実践の場」という自己管理が必要なのに対し、成果コミット型、短期集中英会話トレーニング【ALUGO】は講師以外に日本人カウンセラーがついていて、確実に目標達成するための進捗管理を講師からのフィードバックとともに組んでくれるという。
お金はあるが時間がなく、必要に迫られてるビジネスパーソン向き。
いきなりマンツーマンはキツイ。気軽なグループレッスンから始めたい
マンツーマンで毎日25分でも受けていれば、かなり効果は出るだろう。しかし、初心者の人にとって、25分間英語で会話し続けると言うのはかなり消耗する。
以前記事にも書いたが

自分がオンラインでの英会話が何年も続いて、結果MBAに留学できるレベルに至ったのも、グループレッスンを毎日受けることから耐性をつけていったのが大きいと思っている。
自分が利用していたGlobalEnglishは残念ながら現在では毎日受けられる仕様にはなっていないのだが、類似のサービスとして24時間オンライン英会話スクール EFイングリッシュライブを勧めたい。
ここもネイティブ講師で、45分のグループレッスン30回にマンツーマン20分8回で月額8100円というのはかなりお値打ちのサービスだと思う。
キッズに特化したサービス
子供が小さいと、現実問題として画面の中の先生と向き合わせるというのは至難の技だと思う。
そんな子供の飽きやすさや、子供の言語能力にむけたプログラムを持っているスクールもある。
とにかく、子供にとっての1日は大人にとってよりはるかに成長の度合いが大きく、学校に行けない期間が不安な親御さんは多いと思うが、逆にこれを良い機会だとして英語をさせてみるのはどうだろうか。
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