格安のオンライン英会話スクールのほとんどは、講師がフィリピンからのアクセスとしているところだと思う。
ネットなどを見ていると、このフィリピン人講師、というのに懐疑的になっている人も多い。
そしてレッスンを受けた感想として、講師の英語力に問題があった、などと書いている人も多い。
実際のところフィリピン人講師の英語力はどうなのか。
私の考えでは、これは実に個人差が大きいのは確か。アメリカなど英語圏で育った人というのがたまにいて、発音などがやはり違うという印象は私も強く持っていた。
そして中には二十歳にも満たない講師と話して、全然こちらのいうことがわかってもらえず、相手の英語能力に疑問を持ったこともあったと思う。
しかし今思えば、それは英語力の差というよりは、講師としての実力や、社会的な知識、常識の差というのもあったように思える。
確かに多くのフィリピン人講師の英語はネイティブではなかったと私も思う。時々文法的な間違いも見られたし、スクールによってはアクセントやイントネーションに癖のある人も多かった。
なぜ、フィリピン英語に不安になるのか?
しかし、自分たちも今からではネイティブにはなれないし、そもそも英語はネイティブの人とだけ話すために勉強するものでもないと思う。
英国MBAなんて、学生の中でイギリス人は完全に少数派だから、インドとかアフリカ系の英語を話す人たちの間で揉まれることとなる。
しかもイギリス人でもBBCのような英語を話しているわけではない。イングランド北部出身のクラスメートの英語はよくわからず、向こうはわかってると思って笑いを交えながら話してくるものだから、わかってもないのに勘で返事をするようになることは多々あった。
そしてテキスト英語ってものかと思ったが、多くのイギリス人がyou’reの意味でyourって書いてるのも目につくようになる。短縮したいんならu rって書けばいいんじゃないか?
あるイギリス人に聞いてみたところ、「本気でyourで合ってると思って書いてるの多いよ」とのこと。thereとtheirの区別がついてないのも結構いるのだそうだ。
本場中の本場であるイギリス人だってそんなもんなのである。
しかも、多くの日本人は、ドイツ人などの非英語圏の欧州人と英語で話すのはやぶさかではないようだ。
しかしドイツ人はかなり高学歴な人でも、完璧な英語を話している人は少ない。簡単なやりとりなら支障がなくても、ある程度以上になると語彙が足りない人は多い。
フランス人などは言わずもがな。全然話せない人も多いのである。よく噂でフランス語を話せという意味で英語を無視するというのは違う。フランス人の方でも日本人はある程度英語を話せると思っているのと同じなのだ。
はっきり言って、一般的には彼ら欧州人よりもオンラインスクールのフィリピン人講師の方が英語の精度は高いと思う。
大体、フィリピン人と話していたから丸っ切りフィリピン英語になるというのは、それ以外に英語を全く聴いたりしないのだろうか。そんな心配は無用であると私は思う。
そんなことで悩んでないで、手当たり次第に話して、自分が「話したいことがまとまらない」とか気づくきっかけを得ることが大事なのだ。
ちなみにもう何年も前になるが、ここのスクールは比較的癖がなかったと記憶している。
→英会話のENGLISH BELL
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