思いつくたびに、ここで記事を書いているが、読者の方が知りたいのは「どれくらいで英語力がつくのか」という具体的な話かもしれない。
今までの記事を読んでも時系列的に少しわかりづらいかもしれないのでまとめてみようと思う。
実際、TOEIC500点未満から、MBAに通って渡英するまでの時間は5年8ヶ月。
2006年11月頃、TOEIC500点未満事件 (28歳)の後、1年くらいかけて700点台へ
英語を得点源としていてセンター試験でも200点満点中190点以上(当時リスニングはまだ導入されていない)取った大学受験から10年。大学時代こそは就職のために時々TOEICを受けて700点台を取ったりしていたものの、社会人になってからは全く勉強らしい勉強をせず、しかし「かつて大学受験では英語は得意な方だった」というどうでもいいプライドを胸にケーブルテレビを契約してCNNを時々流してみたり、アメリカ人の友達を作って英会話もどきをしたりしていた。
ここでも書いたが、そんなことをしていても英語力はつくどころか抜け落ちていたのである。とにかくリスニングが非常に悪かった。リーディングの方も時間が足りない。
そういうわけで、ひたすらワークアウト123+―英語体得学習法と英語耳ドリル 発音&リスニングは歌でマスターの2冊を繰り返し、年間3回ほどチャレンジしたTOEICの直前にはTOEICテスト公式問題集をやって形式に慣れるということをしていたら、1年ほど経って700点台には達していた。
平均勉強時間は1時間未満
当時は普通に忙しいニッポンの会社員である。通勤時間にmp3プレイヤーを使ってリスニングをし、家ではその仕込み、という感じだった。
TOEICが近づいてTOEICテスト公式問題集をやる時も、2時間の時間を取るなんてことはしない。というか難しい。土日だって休みたいし付き合いもある。だから細切れにやるという感じだった。
2007年の春頃には670点ほどに。この頃からグループレッスンを含んだ総合的オンライン学習サービスの開始
半年ほど、ワークアウト123+―英語体得学習法と英語耳ドリル 発音&リスニングは歌でマスターに勤しんで2周ほどしたという頃にTOEICを受けてみると、以前よりははっきりとリスニングが向上しているのがわかった。もちろんそうはいってもPart3や4になると全てがしっかり聴き取れるわけではなかったが、英語を聴く、ということへの耐性が向上していることがわかった。
以前ならば、最初は集中して聴けていても、連続して英語を聴くということに体力がついていかず、途中でボーッとしてしまい、全然頭に入ってこなかったのが、明らかにそうなるまでの時間が長くなってきていた。
実は何回か、これ以前からネット上にチラホラ現れたフィリピン系オンライン会話の体験レッスンを色々試していたのだが、最初はやる気満々でも徐々に25分というのが億劫になって続かない。
そこで出会ったのがGlobalEnglishという毎日のグループレッスン(当時)を含む総合的な英語学習サイトで、これにより「英語を話す」ということが無理なく習慣化した。
2007年11月にはTOEICも730点を超えるようになり、その頃からENGLISH BELLというスクールでカランメソッドという方式でレッスンを受けるようになった。
この頃は、この二つのオンラインレッスンが自分の英語学習の柱となっていた。
次回、英国MBAを思いついて、すぐIELTSでの英語要件を満たせるようになるまでの経緯を書いていく。
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