英国MBAで実はものすごく大変なポイント3点。9月〜1月まではかなり厳しい

英国のMBAは9月下旬からスタートすることが多いと思うが、最初はなんだかんだでイントロダクションという感じであり、本格的なMBA生活というのは10月がスタートである。

この時期になると、あのめちゃくちゃに大変で心身ともに参ってしまいそうだった日々を思い出す。

カリキュラムが大変で朝から夜中まで勉強しなきゃ間に合わないようなコース内容に慣れるまでが大変なのはいうまでもないのだが、実はそれ以外にも参ってしまうことがある。

いや、多国籍のMBAに入って、一番鍛えられるのは経営学の理論などよりも、こんなところかもしれない、というところを今回はまとめてみた。

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日がみるみる短くなる時期にスタート

イングランドは夏と冬で全く日の長さが違う。

この時期のイングランドは日本より少し日没の時間は遅いはずなのだが、何しろ1ヶ月違うと1時間半ほど早くなるというところなので、夏から現地入りし、留学生のための夏期講座に参加していた自分はみるみる日が短くなっていく日々に、少し鬱々とした気持ちになってしまった。

夏のイングランドは夜の9時を過ぎてもまだ明るいという状態なのに、10月のイングランドの日の入りは18時過ぎだが、日の入り前よりも一気に暗い感じに傾いていくのがわかる。

あまりにも短期間で日の入り時間が変わっていくため、感覚がついていけず、「もうこんなに暗いのか?(もうそんな時間か)」という気分になってしまい、何か暗澹とした気持ちになる。

あまりにもやることが多すぎるため、日が短いというのが何か一日の時間が短すぎるという感覚になってしまい、焦ってきてしまうのだ。

日本で冬季鬱の症状が少しでもある人はヨーロッパのMBAは厳しいかもしれない。

クラスメートとマウンティングの日々

英国のMBAは多国籍だが、あまり各国のステレオタイプとMBA生は当てはまらないことが多い。

のんびりしていそうな国、あまり勤勉そうではないイメージの国からの学生でも、おしなべて「超競争心があり、自分がイニシアチブを取りたい」タイプばかりである。

ここで日本人的な謙虚さとか相手を尊重するとかいう態度を取っていると、間違いなくマウント取られる。

また、日本人学生は留学生として、同じIELTSの成績を取って入学してきても、どうしてもスピーキングの瞬発力に欠ける。

間違いなくそれは相手のマウント取りに利用される。

何とか話し出したとしても、他の学生がかぶせるように話してくる。そしてイニシアチブを取るために他の学生同士が熱く話し合うのを日本人学生はポカンと見るばかりである。

正直、かなり英語でやりあうことに慣れてる人でないと、ここでマウント取れる日本人は少ないと思う。

しっかりやっていれば見直してくれる、尊敬してくれる、というようなことは期待しない方がいい。

ちなみに「欧米の大学は授業中の参加度が成績に関わる」と言われているが、アメリカなどはわからないが、英国MBAの場合はそういうマウント取り自体が評価に関わることはない。

ものすごく声をあげている彼らも、よくよく聴いていればそんなに建設的な議論をしているわけではない。

ただ日本人なら心の中で思うことをダダ漏れさせているだけの学生が多い。

はっきり言って舐めてくる奴は多いので、ストレスは溜まると思うが、動じず自分がやるべきこと(グループアサインメントなどでちゃんと準備しておく、分担はしっかりやるなど)をやってやりすごそう。

これが1月以降になると、彼らのやたらな競争心も緩和され、関係性も良くなってくるし、こちらの耐性も上がるので、我慢の時である。

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実は日本人学生同士のマウンティングがウザい

自分はかなりの円高の年だったからかもしれないが、日本人の数はそれなりにいて10人ほどいたように記憶している。

社費と私費で半々だったように記憶しているが、詳しくは聞いてないのだが大手企業から留学している社費生は何らかのツテがあるのだろうか?傾向としては少し英語力は低めだったような印象がある。というよりもビジネススクール側が日本の大手企業からの学生を歓迎して、英語条件を少し緩くしたのかもしれない。

ただ、今にして思えば、彼らの企業で英語もかなりできる人ならLBSなど、トップスクールに行けば良いわけなので、世界MBAランキングで100位以内には入っているものの、50位には入ってこないところに社費で来るということは、ということなのかもしれない。

それはともかくとして、そうは言っても大手企業で社費留学生として選ばれるにはかなりの選考を勝ち抜いてきたのであろう、そして社費ということへの責任感もあるのだろうか、彼らもかなり気合は入っていた。

また私費生でも気合が入っているというか、前のめりに自分を主張していこうというタイプもいた。

気合が入っているのは良いのだが、彼らは日本人以外のクラスメートに常に舐められ、フラストレーションが溜まっているので、口が回る日本語でのコミュニティでは自分の存在感を発揮しようというのか、

「いい歳して、自己顕示欲強い連中だな…」

と正直感じてしまう人が多かった。

自分にとっては常識とも思えるような話を、自分発信かのように大げさに話してくる人や、あまりレベルが高くない大学出身のせいかMBAというだけで「落ち着け」と言いたくなるほど高揚しているような女性など。正直、今特定の2人が浮かんでいるのだが、彼らは他の日本人を影で笑い(自分たちの英語力を棚に上げて笑うなどである)悦に入ってるようなタイプで、今でも数年に1度、うっかり会う機会があるが、アラフォーにして未だそういう人たちである。

しかしMBAというのはそういう人が集まりやすい場なのかもしれない。

そして、そういう日本人にとっては「厚かましい」と思えるような態度(相手はこんなこと承知かもしれない、釈迦に説法かもしれない、というような発想などなく堂々と上から話せるような態度)が取れるメンタリティはMBAを生き抜くのに役立っているような気もする。

しかし、節度ある日本人ほど、そういう日本人同士の付き合いに辟易してしまうかもしれない。

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