このカテゴリー「身に付けたい英単語/フレーズ」では、英国でMBAを修了した筆者が、日々「これはまだ自分に身についていないな…」と思った英単語や熟語、フレーズ、表現などを忘備録的に書き留めていく。
自分にとって新出のもの、というよりは
を積極的に書いていきたいと思う。つまり、まだ自分の口から自然に出てきてないものである。
MBA留学中はもちろん、その後も非英語圏ではあるが欧州に残って仕事で英語を使用する頻度が高く、それなりに日々英語力を高めていくことができたのだが、昨年の本帰国以後は英語力の低下を感じるばかりである。
Skypeなどで話すのも時差の関係で月に1〜2度となり、いざ話し出すと自分の口から出る語彙が非常に貧弱であるのを感じる。
そのため、単に英語メディアに触れたりしてヨシとするのではなく、昔のようにしっかりと「英語学習」を再開せねばと思って始めた。
自分の中に落とし込むためにも、せっかくこういうブログを持っているので日々更新していきたいと思い、新しくカテゴリーを作った次第である。
ではさっそく
grease the wheel :(金の力で物事を)円滑に進める
(たとえば、取引をうまく進めるために個人的で非公式なつながりが必要になる場合もあります)
greaseは潤滑油、the wheelsは車輪なので、車輪の動きを良くするために油をさすイメージで考えると、日本語でも「潤滑油となる」という表現がよく使われるので、言われたり読んだりしたら苦もなくわかる表現ではあるのだが、
あまり自分の口からスッと出てこないので、今後機会があったら是非使いたいと思う。
ちなみにこちらでは、
Definition of grease the wheels:to improve an essential or functioning part of an organization, process, etc. (プロセスや組織の本質的、もしくは機能的な部分を改善すること)
とあり、例文としては
彼らは減税が経済を円滑にすることを望んだ
in the final analysis : 結局、要するに
(それが多かれ少なかれ、ここでのうまいやり方なのです。しかし最終的には、提供しようとしているものの値打ちが契約につながることには変わりありません)
(結局のところ、何年にもわたる支払いの滞りから倒産を避けられないことは明らかだった)
直訳としては、最終的な分析では、となるが、まあ分析というほどのことではなくて、「よくよく考える」というくらいのイメージだろうか。
これはMBAの講義で教授が何度も使っていたような気がするし、イギリス人クラスメートもさらっと言っていた記憶がある。
聴いてわかる表現ではあるが、自分はさらっと使ったことはないように思う。
In the final analysis,…
何だか説得力が増す言い方だ。こういう言い方をしなければ舐められるのである。
ちなみにこちらでは
Definition of in the final/last analysis
:after considering everything —used for a final statement or judgment that is based on what is most important in a particular situation
(全てを考慮した上で – ある状況において最も重要なことに基づいた最終的な発言や判断に使われる)
とある。例文は
それは難しい決断だったが、結局は正しい選択だった。
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