このカテゴリー「身に付けたい英単語/フレーズ」では、英国でMBAを修了した筆者が、日々「これはまだ自分に身についていないな…」と思った英単語や熟語、フレーズ、表現などを忘備録的に書き留めていく。
自分にとって新出のもの、というよりは
を積極的に書いていきたいと思う。つまり、まだ自分の口から自然に出てきてないものである。
今回も昔のNHKラジオ、ビジネス英会話1998年1月号を音読していて、
これ、普通によく聴くし、自分も以前英語を喋る日々だった時は時々口にしてたけど、今パッと使いこなせないかもなあ、と思った2つの表現を取り上げる
rule with an iron hand : 厳しく支配する、圧政を敷く
with an iron handというのは意識して覚えないと自然に口に出るような表現ではないが、Netflixなどでドキュメンタリーを見ていても時々耳にすることがあるように思う(麻薬のカルテルだとか、汚職警官の話などで…)。
ビニュエットの中では
(外国企業の中には厳しく支配したいがために弱小なパートナーを選んでいるところもある。)
中国への進出の際に現地企業と提携する際の話。何しろ90年代なのでまだまだ中国企業が独力で世界企業に発展してない頃で、乗り込む外国企業が支配する気満々だったような時代。
覚えれば結構使えそうだし(実際の支配の話だけじゃなく、ワンマン社長の社風の話とか、個人の性格の話とかでも)、使っていると小慣れているのでしっかり自分の中に落としたいもの。
(ある集団を支配するのに、彼らがする全てにおいて完全な力をもって厳しく行うこと)
とある。
ちなみに、iron handはiron fist(こぶし)とも言い換えられるようで、
noun: iron hand
used in reference to the exercise of power in an oppressive or ruthless way.
(圧政的、または無慈悲なやり方での権力の行使に関して用いられる)
(彼はその街を厳しく支配した)
pitfall: 落とし穴、陥りやすい過ち、(隠された)危険
NHKラジオ、ビジネス英会話98年1月号で、同じビニュエットの中に出てくる単語。このブログのこのシリーズの記事ではイディオムや2語以上からなるフレーズを取り上げることが多いのだけど、この単語は自分だとriskかissue, problem, もしくはmistakeなどを(文脈により)使って自分の口からはなかなか出てこないだろうと思うもの。
ビニュエットの中では
Vocabulary Buildingの中では
こちらでは
(ある状況において、ありそうな過ち、もしくは問題)
とあり、例文としては
(その店は、支払いを後にするという形でサプライヤーから借り入れをするという、小ビジネスで起こりやすい主要な落とし穴にはまってしまった)
(新入生に、避けるべき落とし穴について解説しているビデオがあるよ)
など。これも日常的に英語を話す環境にあるなら覚えておくべき単語だと思う。
エイゴックス
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