身に付けたい英語5:[Noted],[I’m all ears]

このカテゴリー「身に付けたい英単語/フレーズ」では、英国でMBAを修了した筆者が、日々「これはまだ自分に身についていないな…」と思った英単語や熟語、フレーズ、表現などを忘備録的に書き留めていく。

自分にとって新出のもの、というよりは

読んだり、人が言っているのを聴いて意味はわかるが、自分の中に落とし込めていないもの

を積極的に書いていきたいと思う。つまり、まだ自分の口から自然に出てきてないものである。

MBAホルダーとして続ける英語学習:上級こそ杉田敏先生のビジネス英語は最強
荷物を整理していたら「NHKラジオ やさしいビジネス英語」の97年12月号〜98年3月号テキストが出てきた。当時は「こんな表現までキリがない」と感じていたが、一応上級者と名乗れるようになった今、ネイティブと本当に対等に話せるようになるためには必要だと思えるものばかり。今やっている勉強法を紹介したい。

今回はNetFlixで見ているThe Crownでも使われていた2つの表現から。

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Noted :了解(一語の場合)

このNotedというのは、ネットで「口語では使われない、メールなど書き言葉で使われる」と書かれているのを見かけたのだが、もしかしてアメリカではそうなのかもしれないが、イギリス英語圏(つまりイギリスだけではなく、commonwealth諸国など)の人たちからは口語でもよく聴いた言葉である。また非英語圏の人でもヨーロッパは全体に学校ではイギリス英語を習っているということだが、フランス人やベルギー人も使っていたように思う。

-“I might need more time to complete it” (完成させるのにもっと時間が必要かもしれません)
~”Noted” (わかりました)
このような感じで、OKの言い換えとも言えるのだが、何となく手放しではないというか、「あなたがそう言ったことは聴きました」くらいな感じだろうか。
文字通り、「(自分に)記録された」という感じである。
まあいずれにせよ、英語(フランス語もそうなのでヨーロッパ言語全体かもしれないが)で話している時に、同じ単語を連発するのは避けるべきという空気があるので、OKを何度も使わずに言い換える時に、I got itよりもNotedの方がビジネスマンが言いがちという感じである。
ちなみにThe Crownではこんな会話があった。
-I want my objection noted. (私が反対したこと覚えててもらいたい)
-Noted?
-Noted, Martin. (マーティン、頼むよ)
-it’s noted.
女王に進言した後の2人の側近の会話である。反対したにもかかわらず女王が取り合わなかったのだが、それについてなりゆきが心配な2人。1人が言いたいのは「自分は反対したからな」と悪い方向に進んでも自分のせいではないと言いたいのである。
そういう場合、自分だと
I want you to remember I objected
などといいそうだが、ネイティブは時々そういう持って回った言い方するし、その方がビジネスライクな感じでもある。

I’m all ears : もっと聞かせて

これはNHKラジオ、ビジネス英会話98年1月号にも出てきた表現で、

I have no idea. I’m all years.
(さっぱりわかりませんよ。さあ聞かせてください)

退職後の財政的なことについて話している中、”When you retire, how much do you think you’ll need to maintain your current standard of living?(退職したら、今の生活水準を維持するのにどれくらいの額が必要だと思いますか?)”と問われて、

さっぱりわかりませんよ(I have no idea)、I’m all years(さあ聞かせてください)と答えている。

全身耳ですよ、という直訳になるので、非常に覚えやすい表現だと思う。

これは今まで誰かが言ってたとかいう記憶はないのだが、The crownを見ていて、ゴシップの土産話があるよ、と言われたマーガレット王女(女王の妹)が

I’m all ears

と言ってるのを聴いて、おや、NHKラジオ、ビジネス英会話98年1月号に出てきたなあと、何かこの表現がちゃんと口語で使われてるのだなあ、と感慨深く思ったので、今回取り上げた次第。

それも、NHKラジオ、ビジネス英会話は(というか日本での英語学習全般がそうだが)アメリカ英語が多いと思っていたが、英国を舞台にしたドラマでも使われているので、どこでも通じそうな表現であることがわかった。

ちなみに、そこまで好奇心むきだしというわけではなく、単純に相手に話を促す場合は

I’m listening

ということが多い。直訳では単に「聴いてますよ」だが、これで相手に促してることになる。

【英会話のブレイクスルー】知っている語彙や表現が口から出てくるようになるには、やはり「ドラマ」が効く
これは英語に限らず、日本語もそうなのだが、既に知っている単語や表現、見たり聴いたりすれば理解できるのだが、自分の発信としてはなかなか出てこないものの方が多いと思う。これははっきり自分の中に定着していないのが原因である。それをしっかり「使える」ようにするには、やはりドラマは有効。
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