このカテゴリー「身に付けたい英単語/フレーズ」では、英国でMBAを修了した筆者が、日々「これはまだ自分に身についていないな…」と思った英単語や熟語、フレーズ、表現などを忘備録的に書き留めていく。
自分にとって新出のもの、というよりは
を積極的に書いていきたいと思う。つまり、まだ自分の口から自然に出てきてないものである。
今回はNetFlixで見ているThe Crownでも使われていた2つの表現から。
Noted :了解(一語の場合)
このNotedというのは、ネットで「口語では使われない、メールなど書き言葉で使われる」と書かれているのを見かけたのだが、もしかしてアメリカではそうなのかもしれないが、イギリス英語圏(つまりイギリスだけではなく、commonwealth諸国など)の人たちからは口語でもよく聴いた言葉である。また非英語圏の人でもヨーロッパは全体に学校ではイギリス英語を習っているということだが、フランス人やベルギー人も使っていたように思う。
~”Noted” (わかりました)
-Noted?
-Noted, Martin. (マーティン、頼むよ)
-it’s noted.
I’m all ears : もっと聞かせて
これはNHKラジオ、ビジネス英会話98年1月号にも出てきた表現で、
(さっぱりわかりませんよ。さあ聞かせてください)
退職後の財政的なことについて話している中、”When you retire, how much do you think you’ll need to maintain your current standard of living?(退職したら、今の生活水準を維持するのにどれくらいの額が必要だと思いますか?)”と問われて、
さっぱりわかりませんよ(I have no idea)、I’m all years(さあ聞かせてください)と答えている。
全身耳ですよ、という直訳になるので、非常に覚えやすい表現だと思う。
これは今まで誰かが言ってたとかいう記憶はないのだが、The crownを見ていて、ゴシップの土産話があるよ、と言われたマーガレット王女(女王の妹)が
I’m all ears
と言ってるのを聴いて、おや、NHKラジオ、ビジネス英会話98年1月号に出てきたなあと、何かこの表現がちゃんと口語で使われてるのだなあ、と感慨深く思ったので、今回取り上げた次第。
それも、NHKラジオ、ビジネス英会話は(というか日本での英語学習全般がそうだが)アメリカ英語が多いと思っていたが、英国を舞台にしたドラマでも使われているので、どこでも通じそうな表現であることがわかった。
ちなみに、そこまで好奇心むきだしというわけではなく、単純に相手に話を促す場合は
ということが多い。直訳では単に「聴いてますよ」だが、これで相手に促してることになる。
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