身に付けたい英語6:[taste],[Is the pot still boiling?]

このカテゴリー「身に付けたい英単語/フレーズ」では、英国でMBAを修了した筆者が、日々「これはまだ自分に身についていないな…」と思った英単語や熟語、フレーズ、表現などを忘備録的に書き留めていく。

自分にとって新出のもの、というよりは

読んだり、人が言っているのを聴いて意味はわかるが、自分の中に落とし込めていないもの

を積極的に書いていきたいと思う。つまり、まだ自分の口から自然に出てきてないものである。

MBAホルダーとして続ける英語学習:上級こそ杉田敏先生のビジネス英語は最強
荷物を整理していたら「NHKラジオ やさしいビジネス英語」の97年12月号〜98年3月号テキストが出てきた。当時は「こんな表現までキリがない」と感じていたが、一応上級者と名乗れるようになった今、ネイティブと本当に対等に話せるようになるためには必要だと思えるものばかり。今やっている勉強法を紹介したい。

今回は現在復習中の昔のNHKラジオ、ビジネス英会話1998年1月号から。

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taste : 経験する、〈喜び・悲しみ・自由など〉を(少し[短期間])味わう

tasteという単語は普通の中1でも知っている超基本単語。

名詞としての「味」と、動詞としての「味がする(自動詞)」「味わう(他動詞)」は誰もが知っているところだと思う。

I love the taste of wasabi. (ワサビの味が大好きです)
It tastes very good (それ、とても美味しいよ)
I tasted the soup before adding salt. (塩を加える前にそのスープの味見をした)

などは基本である。

また、日本語でもカタカナで「テイスト」と使われるように「趣味がいい」などの趣味としても使われる。

Comparative advertising is not only considered in poor taste, it’s against the law.
(比較広告は趣味が悪いとみなされるだけではなく、違法なのです)
Denny’s practical jokes are in very poor taste.
(デニーの悪ふざけは実に趣味が悪い)

しかしこの単語、食べ物の味だけではなく、

経験する、〈喜び・悲しみ・自由など〉(少し[短期間])味わう
という意味もあり、日本語の「味わう」と同じような使い方をするのだなと思ったので取り上げてみることにした。
I can almost taste another wildlife preservation award.
(もう一つ野生生物保護対象をもらえそうですね)

win another awardではなく、taste another awardとなっている。

「賞を味わう」という日本語は違和感あるが、感じとしてはわかるものがある。これは映画などを見ていても結構出てくる言い方であると思う。

しかし自分でtasteという単語をそういう風に使ったことがないような気がするので、今後は意識的に使ってみたい。

ちなみにこちらでの最初の項目では、

taste verb [T] (EXPERIENCE)

 to experience something for a short time

とあり、例文としては

Once you’ve tasted luxury it’s very hard to settle for anything else.
(一度贅沢を知ってしまうと、もうそれ以外に我慢するのはすごく難しくなる)

贅沢を味わう、という言い方は日本語でもあるので、ほとんど同じ言い方だなと思う。

しかし手元にあった、最近ちょっと軽く読める小説をと思って読んだkindle本から探したところ、

I can almost taste her fear.

という箇所があった。これは、銃を向けられた女性の横で何とか助けようと思っている主人公が彼女の表情を見て、「彼女の恐怖をありありと感じ取ることができた」というような感じである(翻訳って難しい)。

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Is the pot still boiling? : まだ興味を失わないでいますか?

NHKラジオ、ビジネス英会話98年1月号では、ブレインストーム中にマネージャーがチームメンバーに対して

Anything else? Is the pot still boiling?
(他には?まだ出尽くしていませんか?)

と尋ねるという感じで使われていた。Vocabulary buildingでは

Is the pot still boiling? – まだ興味を失わないでいますか?

と説明されていた。

直訳すると「まだ鍋は煮えていますか?」となるが、鍋の火が消えて冷めてしまう状態と比較して、「まだこの主題に乗っていて何か案は出そうか/それとももう出尽くしたか、考えられないか」という感じの比喩として、確かにわかりやすい気がする。

これについて調べてみると

Keep the pot boiling

という表現があり、

英辞郎 on the webでは

keep the pot boiling

生計を立てていく、物事がうまく運んでいる状態にしておく、興味を失わないでおく

とある。例文として、

Keep the pot boiling by continuing to work for this movement.
: この運動の仕事を続けて、このまま盛り上げていってほしい。
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